あんたも、きーさんも、誰でもこの地球上に住んどる人類は、住む場所や国籍が違ぅても夫々の国や場所で、一人一人が毎日ありとあらゆる体験・経験をしとるんよのぅ。
ある者は生まれながらに大金持ちの家庭に育ったり、ある者は逆に極貧の家庭に生まれて食うや食わずの生活をしたり、また一生を楽に暮す者もおるし、苦労の連続の中に一生を終える者もおるよのぅ。
これだけ見ょると、えりゃぁ不平等に思えるがのぅ、実は不平等に見えて、全ては平等にできとるんよ。よう、この世だけしかないけぇ、好きなことをして暮しゃあええ言う人がおるじゃろう。
また、死んだら無になって何も残らんのじゃけぇ、生きとる内が花じゃ言うて好きなことをするもんも居るよのぅ。ほんまに、そうなんじゃろうかのぅ?
実はそうじゃあないんよ。人間は生まれ変わり、生まれ変わりして、色んな体験をして魂を磨いて行くようになっとるんじゃけぇのぅ。
ほいじゃけぇ、生れ落ちた時から、皆それぞれ環境が違うんよ。その違いはのぅ、この世で何を学ぶんかで違う訳なんじゃが、先の世からの因縁もぶち(大変)関係しとるんじゃ。
こぎゃな道理について、次の「宇宙の叡智者からの通信」にやぁ詳しゅうに述べられとるんよ。何で、地球人が色々な体験をせにゃぁいけんのんかが、よう分かる思うわ。
この通信はのぅ、「ザ・コスモロジー」で発行されとる『宇宙の理』誌に掲載されたもんなんじゃ。何回かに分けて紹介するけぇ、参考にしてつかいさいのぅ。
■ 体験の反復を為す地球人(1)
『この広大無辺なる宇宙間には、今まさに誕生せんものもあり、今まさに老朽して果つるものもあり。何れも無限の彼方に向いて進展なす過程における一節にして、そのものの本質的な変化にはあらざるなり。
地球人はその生命の誕生するを以って喜びとなし、その死を以って哀悼となすが、死はまた別次元に誕生する門出の前夜祭なることを知らざるべからず。
あらゆるものは、生成・発展・衰退を繰り返しつつある如く見ゆるは、飽くまで現れなりて、その本質に実質的変化なく、無限の向上に資する為のエキスをその現れの経験より吸収して進展するものなり。
地球人類は過去幾千年来の因襲に拘束されつつ、人間とはこの地上に生を受け、百年足らず生きて後死する、儚き肉体なりと観念なしつつ暮らしある者多きなり。
なれど人間は単なる肉体にはあらざるなり。人間はその肉体という家に住む居住者の如きなることをしるべきなり。
その居住者はその肉体に住みながら、外界との接触によりて多くを学び採り、必要なる体験のエキスを吸収して、その家より去り往くなり。
また、その居住者は己の進展に応じて、構造の異なる新たなる居住を神より賦与されん。
その体験によりてエキスを吸収し、更にその進展に応じて居住の変化なしたるを死なりとせば、何ぞ死を悼むることあらんや。人間の死は唯、状態と場の変化に過ぎざる如くなり。その悲哀の心の波動、宜しからざるなり。
一なる叡智者は一人の人間に対し、一つの根本生命を分かち与え、三次元の肉体体験と四次元の霊体体験とを交互に繰り返させて進化なすよう仕組まれしなり。
故に一人の人間の分身もなく、二つの次元に同時に体験なすことも無きなり。』
(つづく)
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