2007年01月27日

The Bottom of the Pyramid=BOP

oki014a.jpg昨日の午後、用があって新宿に出掛けたんよ。その帰りにブラブラ歩いて、地下鉄の駅の方に向こぅとったらのぅ、ある店の前でえらい行列が出来とったんじゃ。

何じゃろう思うたんじゃが、あんまり人が多ぅて店内が見えんのんよ。ほいで上の方の看板をみたらのぅ、外国のドーナツ屋のようじゃったわ。

ほんまに寒いのに、何重にも列を作って、ぎょうさん(沢山)の人が並んどったんよ。きーさんは、その店の名前も知らんし、どぎゃなドーナツを売っとるんかも知らんのんじゃが、そぎゃな行列までして買わにゃぁいけんもんかいのぅ。

まぁ、人のことじゃけぇどうでもええんじゃがのぅ。こう言うたら悪いかも知れんがのぅ、別にドーナツなんか食わんでも済むことじゃろうに、何でそぎゃな時間と暇を掛けてまで食いたいんかのぅ・・・。

世界中にゃぁ、その日の食料も満足に手に入らんで、援助の食料を求めて長蛇の列を作っとるもんや、餓死寸前の人間がぎょうさん居る言うのにのぅ・・・。

 

ところで、あんたは、The Bottom of the Pyramid」 言う言葉を聞いたことがあるかいのぅ。直訳すりゃあ、ピラミッドの底辺部分いうことよの。

要するに、世界中で一日2ドル(240円)以下で生活しとる人等のことを差しとるわけよ。そぎゃな生活をしとる人等が、何と40億人とも50億人とも言われとるんじゃ。

あんまり人数が多ぅて、きーさんも想像できんわ。こぎゃな人等のことを考えるとのぅ、さっきのドーナツ屋に並んどるもん等のことが、どうにも気になるんよ、何を考えとるんかのぅ思うて・・・。余計なことじゃがのぅ。

あんたも知っとるように、こぎゃな最貧困層の人等を救うために、国連や各国から食糧援助や開発援助なんかがされとるよのぅ。

しかしのぅ、何ぼ物を無償で与えてものぅ、この貧困の問題は解決せんいうことがハッキリしとるんよ。貰うことに慣れてしもうて、当たり前になってしまけぇのぅ、効果が薄いんじゃ。

ほいじゃけぇ、この頃はのぅ、そぎゃんが貧困の人等を相手にビジネスをして、彼らを顧客として捉えよう言うことが行なわれるようになって来たんじゃ。

これに関連したことで、前にノーベル平和賞をもろうた、バングラデシュのムハマド・ユヌス教授がやっとる「グラミン銀行」(貧困層に低金利の無担保融資を行なっている)を紹介したじゃろう。

そのユヌス教授も、貧困層にたいしては、「慈善事業ではだめだ。あくまでビジネスであることが大事である」言うとるんよ。要するに、人々のやる気を喚起する言うことなんよ。

こぎゃな動きにのぅ、既に世界の大企業が参入をしとるらしいでぇ。貧困層でも買えるような、手頃でええ製品を作って、流通制度を変えて行ったらええんじゃないか言うような研究もされとるそなんよ。

アメリカのコンピューター会社の中にゃぁ、100ドル(約12,000円)以下のパソコンを作ろうとしとるし、大手の電機会社じゃあ、25ドル(約3000円程度)以下の携帯電話の開発をやっとるらしいでえ。日本の企業はどうしょうるんかのぅ・・・?

どうも、これからは今までのような、持てる国の持てる人々を対象にしたビジネスだけじゃのうて、こぎゃな貧困層を対象としたビジネスがドンドン盛んになって行くようなんじゃ。

ほうしたら、どうなるんじゃろうのぅ、これからの世の中は。段々と持てる国と持たざる国との格差が少のぅなって、戦争や闘争が減って、住み易い地球になって行くかも知れんのぅ・・・。自分だけ儲けりゃぁええ言うもんが居らんようになったらの話じゃけどのぅ。

 

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posted by きーさん at 09:19| Comment(0) | 日記
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