こないだ、23年振りじゃ言うてメールをくれたドイツ人女性のことを書いたじゃろう。その人に昨日おうて(会って)来たんよ。
広尾のドイツ大使館まで行ったんじゃが、ほんまに何年振りじゃったろうのぅ。このところ、とんとその辺にゃぁ行っとらんかったけぇのぅ。
昔はのぅ、広尾や六本木界隈は週に何回も、指圧の治療や講習に出掛けたもんよ。その辺にゃぁ各国の大使館が多いけぇ、患者や生徒さんの多くは大使館の人が多かったわ。
あんたらも知っとるかも知れんがのぅ、その辺はあんまりにも外人が多いけぇのぅ、一部の外人はそれを卑下して、「外人ゲットー」じゃ言うて嫌うもんもおるんよ。
きーさんも、そう思うわ。仕事でそういうとこに行くんじゃが、なんでこぎゃに外人ばっかしなんじゃ思うこともあってのぅ、好きじゃないんよ、ほんまはのぅ。
ところで、そのドイツ人じゃがの、電話じゃ大使館の官舎におる言うとったけぇ、どう言う立場の人が分からんで行ったんよ。
ほいで官舎の前のゲートのとこで受付の人に予約があって○○さんに会いに来た言うたらのぅ、「木村先生ですね、お聞きしていますのでどうぞ」言われたんよ。
その時になってのぅ、こりゃぁ、ここはドイツ大使の公邸じゃぁないかのぅ言う気がしてきたんよ。ほいで、その受付の人に聞いたら、ほうです言うて怪訝そうな顔をしたんよ。
じゃけぇ、実は23年前におうた(会った)きりで、今回どういう立場で赴任されてきたんか知らんかったんじゃ言うて説明したんよ。
ともかく、そうやって公邸の中に入ったらのぅ、その生徒さんじゃった奥さんが迎えてくれたんじゃ。ほいじゃがのぅ、正直言うて、きーさんはその人の顔に記憶が無かったんよ。
でものぅ、その人が昔もろうた名刺じゃ言うて、きーさんの名刺を出してくれたんじゃ。それを見てビックリしたわ。その名刺の住所は、きーさんが24年前に住んどったとこのもんじゃったんよ。
ほんまじゃのぅ、こりゃぁ確かに23年ぶり言われたんは間違いなかったんじゃ思うて納得が行ったんよ。それにしてのもぅ、そうやって23年前の名刺を持っといてくれた言うんは、ほんまに有難いことよのぅ。
それで、ご主人のドイツ大使に始めたおうた(会った)んじゃが、今回で3回目の日本赴任ということで、日本語がペラペラじゃったんよ。
しかし、今回はまだ来日して日が無かった所為じゃろうのぅ、部屋は引越し荷物の整理もされとらんかったんじゃ。それでも、空き部屋で大使の指圧治療をしたんよ。
特別な症状は無かったがの、やっぱり精神的な疲れがあるようで、エネルギー不足の感じがしたわ。まぁ、そうやって帰ってきたんじゃが、道々、縁の不思議を考えさせられたでぇ〜・・・。
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